テナント設定

Hasso の設定の確認や変更をします。通話料の情報やチャージ履歴も確認できます。
テスト用番号(非公開の電話番号に、電話をかけられる電話番号)の登録もできます。

設定を変更する

Hasso の設定を変更します。

操作

  1. メニューの[テナント設定]をクリックします。

  2. [テナント設定]画面が表示されます。変更したい設定のタブをクリックします。

    [全般設定]タブ

    返信先のメールアドレス、ログの保存期間などの変更や、シリアル番号、ストレージの利用状況、契約形態などの情報を確認する画面が表示されます。

    [電話設定]タブ

    外線通話の録音、呼出音や保留音、外部サービスとの連携などを設定する画面が表示されます。

    [ログイン設定]タブ

    ログインの設定を変更する画面が表示されます。

    [通話料通知設定]タブ

    月ごとの通話料の情報や、通話料のチャージ履歴を確認する画面が表示されます。

    [テスト用番号設定]タブ

    テスト用番号の設定の確認や変更をする画面が表示されます。

    [セキュリティ設定]タブ

    Hasso のセキュリティに関する設定を変更する画面が表示されます。

  3. 設定を変更して、[更新する]ボタンまたは[登録する]をクリックします。設定が変更されます。

通話料情報を確認する

Hasso の通話料の情報を確認します。月ごとの通話料の情報を確認したり、ダウンロードしたりできます。

操作

  1. [テナント設定]画面の[通話料通知設定]タブをクリックします。

  2. [通話料通知設定]タブが表示されます。[通話料情報の詳細]をクリックします。

  3. [通話料情報確認]ダイアログが表示されます。月ごとの通話料の情報を確認します。
    通話料情報を CSV ファイルでダウンロードする場合は、[ダウンロードする]をクリックします。

[通話料情報確認]ダイアログについては、「[通話料情報確認]ダイアログ」を参照してください。

通話明細を確認する

Hasso の通話明細を確認します。月ごとの通話明細を確認したり、ダウンロードしたりできます。

操作

  1. [テナント設定]画面の[通話料通知設定]タブをクリックします。

  2. [通話料通知設定]タブが表示されます。[通話明細]をクリックします。

  3. [通話明細確認]ダイアログが表示されます。月ごとの通話明細を確認します。
    通話明細を CSV ファイルでダウンロードする場合は、[ダウンロードする]をクリックします。

[通話明細確認]ダイアログについては、「[通話明細確認]ダイアログ」を参照してください。

テスト用番号を登録する

テスト用番号を登録します。
テスト用番号については、導入ガイド(テナント管理者用)の「電話番号の公開状態とテスト用番号について」を参照してください。

操作

  1. [テナント設定]画面の[テスト用番号設定]タブをクリックします。

  2. テスト用番号の一覧が表示されます。[登録する]をクリックします。

  3. [テスト用番号の新規登録]ダイアログが表示されます。[テスト用番号]に、テスト用番号に使用する電話番号を入力して、[登録する]ボタンをクリックします。

プリペイドチャージについて

Hasso の通話料を「プリペイドチャージでのお支払い」にてご契約いただいている場合、販売店経由、または弊社オンラインショップよりチャージ(追加入金)できます。

Hasso を販売店経由でご契約いただいたお客様の場合

チャージ方法については、担当の営業窓口までお問い合わせください。

その他のお客様の場合

弊社オンラインショップ(インターコムダイレクト)でプリペイドチャージを購入できます。

[テナント設定]画面の[通話料通知設定]タブで[プリペイドチャージについて]をクリックすると、オンラインショップへのリンクが表示されます。
リンクをクリックし、表示された画面に従ってチャージの購入手続きを行ってください。

シリアル番号について

オンラインショップでチャージを行う場合は、Hasso のシリアル番号が必要です。
シリアル番号は、[テナント設定]画面の[通話料通知設定]タブで、[プリペイドチャージについて]をクリックすると確認できます。

[全般設定]タブ

返信先のメールアドレス、ログの保存期間などの変更や、シリアル番号、ストレージの利用状況、契約形態などの情報を確認します。

[返信先のメールアドレス]

メールの返信先のメールアドレスを入力します。

[返信先名]

メールの返信先名を入力します。

[部署の階層の深さ]

[アカウント管理]-[アカウント一覧]画面の部署ツリーで作成できる階層の深さ(数)を入力します。

[無操作時のタイムアウト時間]

操作がないときに自動的にログアウトする時間を入力します。

[有効]ボタン

操作がないまま指定した時間が経過すると、自動的にログアウトします。

[無効]ボタン

自動的にログアウトしません。

[ログの保存期間]

ログを保存する日数を入力します。保存期間を過ぎたログは削除されます。

[通話履歴も削除する]

チェックを付けると、保存期間を過ぎた通話履歴も削除されます。

録音データについて

録音データは、[通話履歴も削除する]のチェックの有無に関わらず、保存期間を過ぎた場合はログとして削除されます。

[ストレージ]

ストレージの容量などの利用状況が表示されます。
[詳細を確認する]をクリックすると、[ストレージの詳細確認]ダイアログが表示されます。月ごとのストレージの利用状況が確認できます。

[更新する]ボタン

設定を更新します。

[電話設定]タブ

[録音設定]
[Hasso との外線通話を録音する]

チェックを付けると、Hasso を使用した外線の通話を、自動的に録音します。録音データは、ストレージに追加されます。
録音データの音声を聞くには、[通話履歴]画面の[通話詳細]ダイアログ、または[録音データ一覧]画面から再生します。[録音データ一覧]画面では、録音データを削除することもできます。
詳しくは、「通話履歴」および「録音データ一覧」を参照してください。

[アナウンス設定]
[電話に出ることができなかったときにアナウンスを流す]

チェックを付けると、外線の電話に出ることができなかったときに、理由を説明する音声が流れます。

次のような場合に、「すでに通話中か、または、通話が終了したため、電話に出ることができませんでした。」という音声が流れ、通話が切れます。

  • 外線電話を取ったとき、他のアカウントが先に接続して通話を始めた場合

  • 外線電話を取ったとき、接続する前に相手先が電話を切った場合

チェックをはずすと、音声は流れずにそのまま通話が切れます。

[呼出音(お客様側)]

キューイングの待ち時間中に、お客様の電話に流れる呼出音を設定します。

[デフォルト]

標準の呼出音を使用します。

[カスタム]

音声ファイルをアップロードして、呼出音として使用します。
[参照]ボタンをクリックすると、ファイルを選択するダイアログが表示されます。アップロードした音声ファイルは、ストレージに追加されます。

[保留音]

通話の保留中、お客様の電話に流れる保留音を設定します。

[デフォルト]

標準の保留音を使用します。

[カスタム]

音声ファイルをアップロードして、保留音として使用します。
[参照]ボタンをクリックすると、ファイルを選択するダイアログが表示されます。アップロードした音声ファイルは、ストレージに追加されます。

[外線呼出音(オペレーター側)]

外線の電話がかかってきたときに、オペレーターの側に流れる呼出音を設定します。

[デフォルト]

標準の呼出音を使用します。

[カスタム]

音声ファイルをアップロードして、呼出音として使用します。
[参照]ボタンをクリックすると、ファイルを選択するダイアログが表示されます。アップロードした音声ファイルは、ストレージに追加されます。

[内線呼出音(オペレーター側)]

内線の電話がかかってきたときに、オペレーターの側に流れる呼出音を設定します。

[デフォルト]

標準の呼出音を使用します。

[カスタム]

音声ファイルをアップロードして、呼出音として使用します。
[参照]ボタンをクリックすると、ファイルを選択するダイアログが表示されます。アップロードした音声ファイルは、ストレージに追加されます。

[話者音声デフォルト]

コールフローの編集で、新しいパーツを配置したときに標準で指定される話者音声を設定します。

[SMS 送信元]

SMS の送信時に、送信元として表示される文字列を入力します。設定すると、送信元の電話番号の代わりに指定した文字列が表示されます。

SMS 送信元の文字列について
  • 全角文字や記号、数字のみの指定はできません。また、一部の団体名や固有名詞は使用できないことがあります。

  • 文字列を変更した場合、必ず[SMS 送信をテストする]ボタンから送信テストを行ってください。送信テストが完了するまで、設定を更新できません。

  • 他者へのなりすましや、迷惑をかける可能性のある文字列は絶対に指定しないでください。詳しくは、Hasso 利用規約の禁止事項をご確認ください。

[SMS 送信をテストする]ボタン

指定した文字列で SMS を送信できるかテストします。
クリックすると、[SMS 送信元文字列テスト]ダイアログが表示されます。送信先の電話番号を入力して[送信する]ボタンをクリックすると、テスト用の SMS が送信されます。

バージョン 2.3 までにご購入いただいたお客様の場合

SMS 送信元の文字列を設定していない場合は、画面の表示が異なります。

  • [SMS 送信元文字列]と[SMS API 設定]のいずれも設定していない場合は、[SMS 送信元番号](SMS 送信用の電話番号)が送信元として使用されます。電話番号は自動的に設定されています。

  • [SMS 送信元文字列]を設定すると、SMS 送信用の電話番号がリリースされ、月ごとの利用料を削減できます。

  • 一度[SMS 送信元文字列]を設定すると、[SMS 送信元番号]による SMS 送信に戻すことはできません。

[SMS API 設定]

外部の SMS 送信サービスと連携する設定を行います。Hasso の標準の SMS 送信機能を使用する場合は、設定する必要はありません。
[SMS API 設定について]をクリックすると、設定画面が表示されます。
設定する値がわからない場合は、担当の営業窓口までご連絡ください。

SMS 送信用 API ID

SMS 送信サービスの API リクエスト用 ID を入力します。

SMS 送信用 API PASS

SMS 送信サービスの API リクエスト用パスワードを入力します。

SMS 送信用 API URL

SMS 送信サービスの API リクエスト用 URL を入力します。

[SMS 送信をテストする]ボタン

指定した文字列で SMS を送信できるかテストします。
クリックすると、[SMS 送信テスト]ダイアログが表示されます。送信先の電話番号を入力して[送信する]ボタンをクリックすると、テスト用の SMS が送信されます。

[Chatwork API トークン]

着信時の通知を外部のサービス Chatwork で受け取る場合に使用する API トークンを入力します。詳しくは、「コールフロー管理」-「パーツ説明」の「[通知設定]ダイアログ」を参照してください。

[CRM ツール連携]

外部の CRM ツール(顧客管理システム)と連携する設定を行います。

[利用しない]

外部の CRM ツールとの連携を行いません。

[WArm+ を利用する]

Hasso の標準の顧客管理機能の代わりに、外部の CRM ツール「WArm+」を利用します。
WArm+ の情報を Hasso で利用するには、連携設定が必要です。設定方法については、「WArm+ 連携設定をする」を参照してください。

[kintone を利用する]

外部の CRM ツール「kintone」を利用します。kintone で作成したアプリを Hasso の標準の顧客管理機能の代わりに使用したり、コールフローから kintone のアプリを更新したりできます。
kintone の情報を Hasso で利用するには、連携設定が必要です。設定方法については、「kintone 連携設定をする」を参照してください。

[音声認識連携]

外部の音声認識ツールと連携する設定を行います。

[利用しない]

外部の音声認識ツールとの連携を行いません。

[RECAIUS を利用する]

外部の音声認識ツール「RECAIUS コンタクトセンタープラス」を利用します。
Hasso で録音した音声を、RECAIUS コンタクトセンタープラスで認識して利用できます。詳しくは、「録音データ一覧」の「RECAIUS 連携について」を参照してください。

連携するには、設定が必要です。設定方法については、「RECAIUS 連携設定をする」を参照してください。

[更新する]ボタン

設定を更新します。

[ログイン設定]タブ

ログインの設定を変更します。ログインに失敗したときに、ログインを一時的にロック(禁止)する時間の設定などができます。

[一時ロックがかかるまでログインを試行できる回数]

入力した回数分連続でログインに失敗すると、一定時間ログインをロックします。

[一時ロック後、再度ログインが試行できるようになるまでの時間(分)]

ログインがロックされた場合に、再度ログインできるようになる時間を入力します。

[ログインパスワードの桁数]

ログインに使用するパスワードの桁数を入力します。

[パスワードに使用する文字の組み合わせ]

パスワードに使用する文字の制限を選択します。

[制限しない]

パスワードに使用する文字を制限しません。

[英数の混在を必須とする]

英語と数字が両方含まれている文字列のみパスワードに使用できます。

[英数記号の混在を必須とする]

英語、数字、記号がすべて含まれている文字列のみパスワードに使用できます。

[パスワードの変更時に前回と同じパスワードの登録を許可しない]

[許可する]ボタンをクリックすると、パスワードの変更時に前回と同じパスワードの登録が禁止されます。[許可しない]ボタンをクリックすると、前回と同じパスワードを登録できます。

[パスワードの有効期間]

パスワードの有効期間を設定する場合は、[パスワードの有効期限を設ける]にチェックを付けて、[パスワードの有効期間(日)]に有効期間の日数を入力します。有効期間が過ぎると、パスワードの変更画面が表示されます。
[パスワードの有効期限を設ける]のチェックをはずすと、パスワードの変更画面が表示されません。

[更新する]ボタン

設定を更新します。

[通話料通知設定]タブ

月ごとの通話料の情報や、通話料のチャージ履歴を確認します。チャージの通知メールの設定もできます。

支払方法による違いについて

[通話料通知設定]タブの表示内容は、契約中の支払方法によって異なります。また、支払方法が後払いの場合は、チャージに関する機能は使用できません。

[通話料情報の詳細]

通話料の詳細な情報を確認します。
クリックすると、[通話料情報確認]ダイアログが表示されます。
詳しくは、「[通話料情報確認]ダイアログ」を参照してください。

[通話明細]

通話の明細を確認します。
クリックすると、[通話明細確認]ダイアログが表示されます。
詳しくは、「[通話明細確認]ダイアログ」を参照してください。

[支払方法]

契約状況に応じた支払方法が表示されます。

[通話料]

通話料の(現在のチャージ)残高が表示されます。

[チャージ履歴を確認する]

チャージ(追加入金)の履歴を確認します。

[プリペイドチャージについて]

クリックすると、通話料のチャージ(追加入金)手続きについての案内が表示されます。
詳しくは、「プリペイドチャージについて」を参照してください。

[チャージ残高アラート額]

チャージ残高のアラート額が表示されます。
チャージ残高がアラート額より少なくなると、[メールアドレス]で指定した送信先に、通知メールが送信されます。

[編集する]

アラート額を変更します。

[メールアドレス]

チャージの通知メールの送信先と種別を設定します。
通知メールの送信先は、登録されたアカウントのメールアドレスから選択できます。

ボタン

通知メールの送信先のメールアドレスと種別を、新規に登録します。

ボタン

通知メールの送信先のメールアドレスと種別を変更します。

ボタン

通知メールの送信先の情報を削除します。

[テスト用番号設定]タブ

テスト用番号の登録や削除をします。テスト用番号に登録した電話番号からは、非公開の電話番号にも電話をかけられます。
電話番号の公開状態については、導入ガイド(テナント管理者用)の「電話番号の公開状態とテスト用番号について」を参照してください。

[登録する]

テスト用番号を新規に登録します。
クリックすると、[テスト用番号の新規登録]ダイアログが表示されます。[テスト用番号]に電話番号を入力して、[登録する]ボタンをクリックします。

[削除する]

テスト用番号を削除します。
テスト用番号の一覧から、削除したいテスト用番号にチェックを付けて、[削除する]をクリックします。

[セキュリティ設定]タブ

Hasso のセキュリティに関する設定を行います。

[現在の IP アドレス]

現在 Hasso にアクセスしているグローバル IP アドレスが表示されます。[IP アドレスをコピー]ボタン()をクリックすると、IP アドレスがクリップボードにコピーされます。

[テナント管理者のアクセス可能 IP リスト]

[利用する]ボタンを有効にすると、アカウント種別が「テナント管理者」のアカウントでログインできるグローバル IP アドレスが、指定した範囲に限定されます。[利用しない]ボタンを有効にすると、すべてのグローバル IP アドレスからログインできます。

IP アドレスの範囲

ログインできるグローバル IP アドレスの範囲を入力します。[+]ボタンをクリックすると、複数の範囲を入力できます。

[オペレーターのアクセス可能 IP リスト]

[利用する]ボタンを有効にすると、アカウント種別が「オペレーター」のアカウントでログインできるグローバル IP アドレスが、指定した範囲に限定されます。[利用しない]ボタンを有効にすると、すべてのグローバル IP アドレスからログインできます。

IP アドレスの範囲

ログインできるグローバル IP アドレスの範囲を入力します。[+]ボタンをクリックすると、複数の範囲を入力できます。

[更新する]

設定を更新します。

ログインできなくなった場合

グローバル IP アドレスを制限して、テナント管理者が Hasso にログインできなくなった場合は、弊社サポートへご連絡ください。

[通話料情報確認]ダイアログ

通話料の情報を確認します。通話料の情報を CSV ファイルでダウンロードすることもできます。

金額表示について

小数点以下の有効桁数と画面に表示される桁数の違いにより、通話料の合計や残高の表示に誤差が生じることがあります。

通話料情報とログの差異について

Hasso の電話機能は、米国の電話サービス Twilio を利用しています。
Twilio では、日次の利用料を「協定世界時(UTC)」を基準に算出しており、[通話料情報確認]ダイアログの内容もその情報を基に表示しています。
一方、Hasso の各種ログ(通話履歴、録音データ一覧、SMS ログなど)の表示は「日本時間(JST)」を基準にしています。そのため、時差の影響により、これらの日時と[通話料情報確認]ダイアログに表示される情報が一致しない場合があります。

[詳細]タブ

選択した月の通話料の情報を確認します。

[ダウンロードする]

現在表示されている月の課金情報を、CSV ファイルでダウンロードします。

[通話料]

通話料が、項目別に一覧で表示されます。

項目 概要
電話番号 050 番号 Hasso で購入した 050 番号の数量と、月額利用料です。
電話番号を購入すると、その時点で 1 か月分の利用料が課金され、以降は毎月購入日と同じ日(購入日が月末日だった場合は、毎月末)に課金されます。
詳しくは、「電話番号管理」の「電話番号の購入の際、注意が必要な日時について」を参照してください。
SMS 送信用番号 Hasso の SMS 送信用番号の数量と、月額利用料です。
SMS 送信用番号を利用している場合のみ表示されます。
0800 番号 Hasso で購入した 0800 番号の数量と、月額利用料です。
電話番号を購入すると、その時点で 1 か月分の利用料が課金され、以降は毎月購入日と同じ日(購入日が月末日だった場合は、毎月末)に課金されます。
詳しくは、「電話番号管理」の「電話番号の購入の際、注意が必要な日時について」を参照してください。
発信料 外線通話 外線電話を発信した際の、「Hasso で購入した電話番号とお客様との通話」の数量(通話時間)と料金です。
数量は分単位で切り上げられます。
以下の機能が、外線電話の発信になります。
  • Web ブラウザーの電話パネルまたは[通話履歴]画面からの外線発信
  • Hasso モバイルの[ダイヤル]画面または[履歴]画面からの外線発信
  • コールフローの[発信]パーツ -[電話番号登録]による発信
  • コールフローの[通知]パーツ -[外線電話]による発信
着信料 050 番号宛 外線電話が着信した際の、「Hasso で購入した電話番号とお客様との通話」の数量(通話時間)と料金です。
数量は分単位で切り上げられます。
0800番号宛
電話機能利用料 「Hasso の電話機能」を利用した数量(通話時間)と料金です。
数量は分単位で切り上げられます。
以下の機能が、電話機能の利用になります。
  • オペレーター間の内線通話
  • 外線電話を発信した際の、オペレーターの通話
  • コールフローの[発信]パーツ -[キューイング]による通話
  • コールフローの[発信]パーツ -[モバイル発信先]による通話
  • コールフローの[通知]パーツ -[内線電話]による通話
  • コールフローの[モバイル]パーツによる通話
  • 音声テスト
SIP ドメイン 発信料 外線電話を発信した際の、「SIP ドメインが設定された電話番号とお客様との通話」の数量(通話時間)と料金です。
数量は分単位で切り上げられます。
以下の機能が、外線電話の発信になります。
  • Web ブラウザーの電話パネルまたは[通話履歴]画面からの外線発信
  • Hasso モバイルの[ダイヤル]画面または[履歴]画面からの外線発信
  • コールフローの[発信]パーツ -[電話番号登録]による発信
  • コールフローの[通知]パーツ -[外線電話]による発信
着信料 外線電話が着信した際の、「SIP ドメインが設定された電話番号とお客様との通話」の数量(通話時間)と料金です。
数量は分単位で切り上げられます。
SMS送信 SMS を送信した数量(送信数)と料金です。
外部の SMS 送信サービスを利用している場合は、料金はかかりません。また、SMS 送信元文字列を設定する際の SMS 送信テストにも、料金はかかりません。
通話の録音 通話を録音した数量(録音時間)と料金です。
数量は分単位で切り上げられます。
音声合成エンジン Amazon Polly 音声合成エンジンを使用した数量(1 回の通話につき、100 文字ごと)と料金です。使用した話者音声によって、単価が異なります。
コールフロー作成中の音声テストも含まれます。

[利用履歴]タブ

選択した月の日付ごとの通話料の情報を確認します。

[ダウンロードする]

日付ごとの通話料の情報を、CSV ファイルでダウンロードします。

[グラフ]タブ

選択した月の日付ごとの出金額をグラフで確認します。

[通話明細確認]ダイアログ

外線通話と内線通話の明細を確認します。各通話の発信元、発信先、通話時間、通話料などが確認できます。
明細を CSV ファイルでダウンロードすることもできます。

金額表示について

小数点以下の有効桁数と画面に表示される桁数の違いにより、通話料の合計や残高の表示に誤差が生じることがあります。

[外線]タブ

Hasso の電話番号(Hasso で購入した電話番号、または SIP ドメインを登録した電話番号)とお客様との通話が表示されます。
以下の通話が該当します。

  • お客様からの外線着信
  • Web ブラウザーの電話パネルまたは[通話履歴]画面からの外線発信
  • Hasso モバイルの[ダイヤル]画面または[履歴]画面からの外線発信
  • コールフローの[発信]パーツ -[電話番号登録]による発信
  • コールフローの[通知]パーツ -[外線電話]による発信
[内線]タブ

Hasso の電話機能を利用した通話が表示されます。
以下の通話が該当します。

  • オペレーター間の内線通話
  • 外線電話を発信した際の、オペレーターの通話
  • コールフローの[発信]パーツ -[キューイング]による通話
  • コールフローの[発信]パーツ -[モバイル発信先]による通話
  • コールフローの[通知]パーツ -[内線電話]による通話
  • コールフローの[モバイル]パーツによる通話
  • 音声テスト

WArm+ 連携設定をする

外部の CRM ツール「WArm+」と連携する設定を行います。設定すると、顧客管理機能が以下のように動作します。

WArm+ の情報を Hasso で利用するには、WArm+ 側と Hasso 側で設定が必要です。

操作

  1. まず、WArm+ 側の設定を行います。ここでは例として、Hasso で「顧客情報」という台帳の情報を使用する場合の設定を説明します。

    WArm+ の管理者サイトにログインし、連携先の台帳「顧客情報」に、項目属性が「電話番号」の項目があることを確認します。

  2. WArm+ の管理者サイトの[プラグイン]画面を開きます。

  3. プラグインの一覧から、「Hasso連携」の[有効にする]ボタンをクリックし、Hasso 用のプラグインを有効にします。

  4. 「Hasso連携」の[ステータス]が「有効」になっていることを確認し、[設定変更]ボタンをクリックします。

  5. [Hasso連携設定]画面が開きます。[新規作成]ボタンをクリックします。

  6. 連携する台帳を選択し、[次へ]ボタンをクリックします。

  7. [表示に使用する顧客名を選択してください。]で、Hasso で顧客名として使用する項目を選択します。
    ここで選択した項目の情報が、電話パネルや Hasso モバイルの画面、通話履歴などに表示される通話相手の顧客名として使用されます。

  8. [Hasso が検索する項目を選択してください。]で、Hasso のコールフローの[顧客]パーツで台帳情報として検索する項目を選択します。
    [顧客]パーツについては、「[顧客設定]ダイアログ(CRM ツール連携の場合)」を参照してください。

  9. [保存]ボタンをクリックします。

  10. [サブスクリプションキー]の内容をコピーしておきます。
    この文字列は、後述の Hasso 側の設定で使用します。

    これで、 WArm+ 側の設定は完了です。続いて、Hasso 側の設定を行います。

  11. Hasso で、メニューの[テナント設定]をクリックします。

  12. [テナント設定]画面が表示されます。[電話設定]タブをクリックします。

  13. [CRM ツール連携]で[WArm+ を利用する]を選択します。

  14. 必要な設定内容が表示されるので、情報を入力します。

    [ログイン ID]

    WArm+ の管理サイトのログイン ID を入力します。

    [パスワード]

    WArm+ の管理サイトのログイン用パスワードを入力します。

    [サブスクリプションキー]

    「操作 10」でコピーしておいた「サブスクリプションキー」を入力します。

    接続テストについて

    [接続する]ボタンをクリックすると、入力した内容で WArm+ と正常に連携が可能かテストできます。

  15. [更新する]ボタンをクリックします。

これで、Hasso 側の設定も完了です。

コールフローの[顧客]パーツについて

コールフローの[顧客]パーツの設定は、外部の CRM ツールと連携しているかどうかで動作が異なります。
事前にコールフローで[顧客]パーツを配置(Hasso の[顧客管理]画面の情報で分岐)していた場合は、連携設定後に、[顧客]パーツの設定を変更してください。パーツの設定を変更せずそのまま使用すると、コールフローが意図しない動作をする場合があります。
設定方法については、「パーツ説明」の「[顧客設定]ダイアログ(CRM ツール連携の場合)」を参照してください。

電話番号について

発信元の電話が WArm+ の台帳情報に含まれているかどうかの判定は、台帳内のすべての電話番号(電話番号リストに登録されている番号)が対象になります。「操作 7」で[パラメータ名]を入力した項目だけではないため、注意してください。
WArm+ の台帳や電話番号リストについて、詳しくは WArm+ の説明書を参照してください。

kintone 連携設定をする

外部の CRM ツール「kintone」と連携する設定を行います。設定すると、以下の機能を使用できます。

  • 電話パネルや Hasso モバイルの画面、通話履歴などに表示される通話相手の顧客名が、kintone の情報に置き換えられます。

  • 電話パネルの外線通話中の画面外線通話終了時の画面[通話履歴]画面の[通話詳細]ダイアログから kintone の台帳管理画面を表示し、通話相手の情報を確認できます。

  • コールフローの[顧客]パーツで、発信元の電話番号が kintone のアプリに登録されているかどうかでフローを分岐できます。

  • コールフローの[照合]パーツで、kintone アプリの情報と照合し、該当するかどうかでフローを分岐できます。

  • コールフローの[更新]パーツ、[追加]パーツで、kintone のアプリの情報を更新したり、追加したりできます。

  • コールフローで利用できる「差し込み設定」を、kintone のアプリの情報を基に追加できます。
    差し込みについては、「コールフロー管理」-「パーツ説明」の「テキストの差し込みについて」を参照してください。
    差し込み設定の追加については、「コールフロー管理」の「[差し込み設定の登録]ダイアログ」を参照してください。

  • Hasso の通話履歴を自動的に kintone のアプリに登録し、kintone で内容の確認や分析ができます。

操作

  1. メニューの[テナント設定]をクリックします。

  2. [テナント設定]画面が表示されます。[電話設定]タブをクリックします。

  3. [CRM ツール連携]で[kintone を利用する]を選択します。

  4. [基本設定]に必要な設定内容が表示されるので、情報を入力します。

    [kintone URL]

    kintone のログインページの URL を入力します。

    [Basic 認証 ユーザー ID]

    kintone で Basic 認証を設定している場合は、ユーザー名を入力します。

    [Basic 認証 パスワード]

    kintone で Basic 認証を設定している場合は、パスワードを入力します。

  5. [更新する]ボタンをクリックします。

  6. 連携に使用する kintone のアプリとの連携設定を行います。
    [アプリ一覧]のボタンをクリックします。

  7. [アプリ情報の登録]ダイアログが表示されるので、情報を入力します。

    [アプリ名]

    アプリの名前を入力します。
    ※ Hasso で使用する名前です。kintone のアプリ名と一致する必要はありません。

    [アプリ種別]

    連携の種類を選択します。

    [汎用アプリ]

    様々な用途で利用する「汎用アプリ」として連携します。8 つまで登録できます。

    [CRM ツール連携]

    Hasso の標準の顧客管理機能の代わりに利用する「CRM ツール連携アプリ」として連携します。1 つだけ登録できます。

    [通話履歴分析]

    Hasso の通話履歴を分析する「通話履歴分析アプリ」として連携します。1 つだけ登録できます。

    [アプリ ID]

    kintone のアプリの ID を入力します。

    [API トークン]

    kintone のアプリの API トークンを入力します。

  8. [接続する]ボタンをクリックし、kintone と連携できるか確認します。
    接続に成功すると、「kintone との接続に成功しました。」と表示され、kintone のアプリのフィールドが読み込まれます。

  9. [アプリ種別]で[CRM ツール連携]を選択した場合は、[電話番号に使用するフィールド]と[顧客名に使用するフィールド]を指定します。

    [電話番号に使用するフィールド]

    電話番号として使用するデータのフィールド名を選択します。複数のフィールドを選択するには、[Ctrl]キーを押しながらクリックします。

    [顧客名に使用するフィールド]

    顧客名として使用するデータのフィールド名を選択します。複数のフィールドを選択するには、[Ctrl]キーを押しながらクリックします。

  10. [登録する]ボタンをクリックします。
    アプリが登録され、[アプリ一覧]に追加されます。アプリを複数登録する場合は、「操作 6」からの操作を繰り返します。

これで、kintone の連携設定は完了です。

顧客管理について

CRM ツール連携アプリを登録した場合、Hasso の標準の[顧客管理]画面に登録されている情報は、電話パネルや通話履歴、コールフローなどで使用されなくなります。

API リクエスト数について

コールフローや顧客管理、通話履歴分析で kintone アプリの情報を利用するため、kintone の API を利用しています。
1 アプリで 1 日に実行できる API リクエスト数を超えた場合は、kintone から管理者へ警告メールが送信されます。詳しくは、kintone の説明書を参照してください。

なお、「CRM ツール連携アプリ」を顧客情報に使用している場合は、毎日 22 時ごろに、顧客データ 500 件につき 1 回(最大 200 回)の API リクエストが実行されます。

RECAIUS 連携設定をする

外部の音声認識ツール「RECAIUS コンタクトセンタープラス」(以下、「RECAIUS」)と連携する設定を行います。
設定すると、Hasso で録音した音声を RECAIUS で認識して利用できます。詳しくは、「RECAIUS 連携について」を参照してください。

操作

  1. メニューの[テナント設定]をクリックします。

  2. [テナント設定]画面が表示されます。[電話設定]タブをクリックします。

  3. [音声認識連携]で[RECAIUS を利用する]を選択します。

  4. 必要な設定内容が表示されるので、情報を入力します。
    設定内容については、RECAIUS 側のシステム管理者にご確認ください。

    接続テストについて

    [接続する]ボタンをクリックすると、入力した内容で RECAIUS と正常に連携が可能かテストできます。

  5. [更新する]ボタンをクリックします。

これで、設定は完了です。